すらぼうの開発ノート

モバイルアプリエンジニアのメモ

【Flutter】Material Design 3 の適用方法、デモアプリの起動方法

Material Design 3 とは

m3.material.io

Googleのデザイナーがメンテナンスしているデザインシステム。 バージョン2と比べて、全体的に柔らかい印象のデザインになっている。

Flutterでは現在バージョン3へ移行中の過渡期であり全てのウィジェットがバージョン3に対応しているわけではない。 以下のリンクからバージョン3に対応しているウィジェットの一覧が確認できる。

api.flutter.dev

プロジェクトへの適用方法

現在Flutterコマンドでプロジェクトを新規作成するとMaterial Design 3はデフォルトで有効になっている。 もし古いプロジェクトにてMaterial Design 3をオプトインする場合、次のようにMaterialApp.themeを更新する。

MaterialApp(
      theme: ThemeData(
        ...
        useMaterial3: true, // Material Design 3をオプトイン
      ),
      home: ...,
    );

デモアプリ

以下のリポジトリからデモアプリを入手できる。

github.com

現在の動作を見たいので--depth 1でcloneしてみる。

git clone --depth 1 https://github.com/flutter/samples.git
cd samples/material_3_demo/
flutter run

画面上で各ウィジェットの動作を確認できる。 個人的な印象としては

  • ウィジェット上の余白が増えて、よりレイアウトの窮屈さが減った
  • ウィジェットの形状が丸みを帯びた
  • 全体的なバランスが良くなり、バージョン2に比べて洗練された

という感じ。